Cyberpunk 2077プレイ日記 その9

前回記事↓

nkszsims.hatenablog.com

 

 

※この先はストーリー等のネタバレとなります。

今回はメインジョブ『夜想曲第15番 OP,55-1』~ED『自殺』&『悪魔』まで。

※ライフパスはノーマッドです。

 

夜想曲第15番 OP,55-1

ショパンの曲名が付いたジョブでハナコ様とお話。
このジョブ以降はサイドジョブ等が出来なくなるよ~と警告が出たので、いよいよクライマックスのようです。
本当にハナコ様を信用していいのかな……この人も結局アラサカの人間なのに。

 

もう一刻の猶予もありません。

帰りのエレベータ内で倒れたV。
ジョニーは、色々と代替案を出したにもかかわらずそれを無視してハナコに会いに行ったVの事を非常に怒っていました。
無視……無視なぁ、確かにサイドジョブほぼすっぽかしたからね……。

 

こういう時はいつもヴィクターさんが助けてくれますね。
ジャッキーもT-バグもタケムラもいない今、このVの心の支えは最早ヴィクターさんしかいないのではないかという気持ちになります。

 

「自分の手で解決したいなら、これが最後のチャンスだ」

ヴィクターさんが言いたいことってもしかして……。
……思えば最初にこういう状態になった時からミスティちゃんも”それ”を推奨してましたもんね。
長く苦しむくらいなら、と……。

 

※以下、自殺エンドのネタバレ。

 

 

 

 

はい。うちのVはまず最初に薬を捨てました

普段喋ってるところを見たことない自分のVがジョニーと喋っているところを見るのは新鮮でした。とても好きな演出。
ここでの穏やかな2人の会話、とてもとても良かったです。
ジョニーがあんなに穏やかにVの選択を認めてくれるとは思わなかったです。罵声のひとつふたつ浴びせられるかと思ったらびっくりするほど優しかった。
最後の最後にこういう器の大きいところを見せてくるのはずるいなぁ。かっこよすぎるでしょ。
多分ジョニーはどれだけ追い詰められたとしても“これがもし自分の体だったら”こういう終わり方を良しとはしないだろうと思うので、Vの選択に言いたい事は多々あれど全部飲み込んで許してくれたんだろうなと思っています。

エヴリンさんの件の時も書いた気がするんですが、わたしはとても苦しんでいる人がその苦しみから自分の意思で逃れることを否定したくはないです。
多かれ少なかれ希死念慮を抱えたことがあると、なんとなくですが気持ちもわかってしまう(と思う)し。
……でも、この終わり方を選んだ時のエンディングでジュディちゃんやミスティちゃんから言われたことがずっと心に刺さっています。
Vとジョニーの会話を見ていた時までは「まあこのエンディングも悪くないんじゃないかな……。むしろわたしはすごく好きだな。出来る限り不殺プレイを貫いたRP的にも犠牲を少なくして終わりたいというVの台詞はぴったりだし、わたしのVの終わりはこれで良いかも」と思っていたんですが、残された人たちが悲しんでいる様子を見せられてしまうとやっぱり色々考えてしまいますね。
あ~、確かにあの選択をVに選ばせた瞬間、Vの周りの人のこと 残された人たちのことなんて全然考えなかったな……と思いました。
ママ・ウェルズがVのために祈ってくれているのを見て、また息子を失ったような気持ちにさせてしまったのかもしれない……と苦い気持ちにもなりました。
そして何よりも個人的トラウマジョブである『青春の光と影』があれだけしんどかったのに、ジュディちゃんにまた同じ気持ちを味わわせてしまったことがあまりにもつらすぎた。これはだめだ。

ちなみに、自殺エンド到達までで40時間強くらいでした。
サイドジョブや依頼など半分以上放置しています。

 

……ということで

テイク2。

しかし、サイドジョブを放置しまくったうちのVにはハナコ様の言いなりになる以外の選択肢が無かったぜ!

 

※以下、悪魔エンドのネタバレ。

 

 

 

ハナコ様に協力するというVの選択を聞いたジョニーに「気づいた時はもう遅い。俺は助けてやれない」ととても悲し気な顔をさせてしまいました。
ずっと憎んできたアラサカ社と手を取り合って、って、彼にとっては一番嫌な選択ですもんね、これ……。

ミスティちゃんに「アラサカはジャッキーの仇なのに……どうして」と言われて泣きそうです。
考えてみれば確かにそうだ……未だにずっとジャッキーのこと引き摺り続けて、事ある毎に電話に向かって同じ独り言を呟いてるくらいジャッキーのことしか考えてないVだったのにミスティちゃんに指摘されるまで自分が相当思慮が浅い選択をしたことに気づきませんでした。
ジャッキー本当にごめん許して。

 

生きていたヘルマン氏と共にヨリノブ邸(ハナコ様が監禁されているそうです)に向かい、大人しくしてろと言われたので大人しくしていたら話がこじれてヘルマンがセキュリティガードを轢き殺してしまいました。
ヘルマンめっちゃ上品そうに見えるのにすげぇ。思ってたよりパンクな科学者だ。

 

どうにかハナコ様の元まで辿り着いたので、彼女について行った先でサブロウ氏のAIと対面しました。

コンストラクト化したサブロウ氏

 

まぁこれはね〜……ジョニーの生体チップを見ていて、正直予想はしていました。
あれだけ精密にその人の魂を再現出来る技術があるのならアラサカ社がそれをアラサカ家、特にサブロウに使っていないわけがないですもん。
というかそもそもこの技術、このために開発したってヘルマンも言ってましたもんね。

普段は誰に対しても穏便な選択を選ぶ弊Vですが、これだけは絶対に言いたかったので言いました。中指つきだ!🖕🖕🖕
盗みを働いたことが悪いのはわかってるけど、アラサカ社はジャッキーとT-バグとジョニーの仇であることには変わりないので。
サブロウの分身、ジョニーも見てたのかな。
だとしたら怒ってるだろうな……。

 

タケムラの部下がいる😭
しんどい。見殺しにしてごめんタケムラ……。

 

……あれ。
というか、サブロウ氏の分身AI?コンストラクト?があるのなら、最初からそれに証言させればサブロウ殺しの犯人はすぐにわかったんじゃないんでしょうか。
最高機密らしいので、もしタケムラは知らなかったとしても、ハナコ様は居所を知ってる訳ですし……。

 

ほら!!!やっぱりそうだ!!!!
え?ハナコ様、なんで最初からこれ使わなかったんですか?(困惑)

 

ヨリノブが送り込んできた特殊部隊の凶弾に斃れる役員たち。
その場にいた人たちほぼみんな死んだのに生き残るアラサカ家の女性陣。(めっちゃ笑った)
アラサカ家の運 、強すぎる。
そしてここでもタケムラの部下たちが守ってくれるの泣きそうなんですけど。

ろくに戦闘してこなかったせいかまともに戦っても勝ち目がなさそうなのでうちのVはタケムラの部下たちを壁に使ってひたすら逃げ惑っています。
卑怯でもヨリノブを見つければ勝ちだ!

 

途中でジョニーの仇のアダム・スマッシャーと対峙したので念入りに撃ち殺しておきました。
まだ生きてたけど明確に殺意を持って殺りました。
今のVの身体をジョニーが使っていたなら絶対に殺してたと思うので。

 

もうVの身体は限界に近いようです。
ヨリノブどこだ。

 

少し進んだ先にヨリノブ居たんですが、何故かやたらセクシーなポーズでセクシーな服を着ていたので困惑しました。どうしたの。
ヨリノブのことは遅れて現れたハナコ様に任せて、Vは約束通り生体チップを取り除いてもらうことに……。

 

*『悪魔』エンド エピローグ

 

ジョニーはアラサカの人間に協力したVに失望したようです。
これが最後なのに喧嘩別れのような形に……。
去っていくジョニーの後ろ姿を見て少し「寂しい」と思いました。

 

そして目覚めた先で観たテレビには「サブロウ・アラサカ氏が息子の体を使って奇跡の復活を遂げた」という衝撃的なニュースが。
うわ……。
そりゃあ、あの技術はそのために作られたんだろうなとは思っていましたが、「だからハナコ様はヨリノブを無傷で欲しがったのか」「だからヨリノブはあんなにアラサカを恐れ、アラサカから逃げたがっていたのか」とゾッとしました。鳥肌立った。

 

デモが起きとる。

さすがのナイトシティでも今回のアラサカ社の行動はあまりに非人道的な行為として糾弾されているよう。
ヨリノブは絶対こんな最期望んでいなかっただろうなと思うので余計に後味悪いです。

 

色々検査を受ける毎日。
ある日、地球に連絡をしていいって言われました。

えっ ていうか連絡先これだけしかないのぉ!?
ジュディちゃんは!??
ミスティちゃんは!??
ママ・ウェルズは!??

困惑しながらヴィクター先生とパナムさんに電話かけておきました。
ヴィクター先生、戻ったら俺のところに来いって言ってくれた。めっっっちゃ優しい。先生助けて〜😭
パナムさんは「えっ何?あっごめん今忙しいんだよねまたね」的な感じでした。

ちなみにハナコ様は電話に出てさえくれませんでした。
お忙しいんでしょうけど傷つくわ。
やっぱりVはただ利用されただけだったのかな……。

 

同じ毎日を繰り返し続けて徐々に精神が蝕まれていく様子がリアルすぎて怖い。
ていうかこれ毎日毎日やってたらクサマ教授も飽きない?感情ない?サイボーグなの?

 

「やった、解けた」の言い方がマジで嬉しそうでちょっと笑った。

そんなある日、突然ヘルマンさんが来ました。でも……
生体チップは手の施しようがないほど細胞を侵食しており、ジョニーの生体チップを完全に取り除いてもなお現在のVの身体はボロボロだと説明されました。
このままだと長くもっても余命6ヶ月
もしそれが嫌だというなら、と代替案として提示されたのはアラサカ社の『魂の救済』プログラムへの参加でした。

ひえっ……

それって……それってジョニーが言ってた、ジョニーが50年間ずっと閉じ込められて憎しみを募らせていたアレじゃん、そんな……。

 

悩みました。
すごく悩みました、ここまで頑張ったVの目的は『生きること』だったもんな、って。
でもそれって多分『ただ生きてる』状態ではなく『自分として生きて有名になること』が条件だったはずですよね。
じゃあアラサカの所有物になって何十年も、もしかしたら永遠に神輿に閉じ込められるより、Vのままで死ねた方がまだ幸せなんじゃないかな……。
それに、ジョニーに身体を乗っ取られそうになってあれほど嫌がってたVが同じことをまた別人にするのは……と思うと(『魂の救済』プログラムってつまり、最終的にはコンストラクト化した自分の精神を他者の身体に移植して復活するっていう事なんですよね?)どうしてもサインは出来ませんでした。
直前にヘルマンとの対話で「サブロウにあんなことされて、ヨリノブが気の毒だ」という選択肢を選んだうちのVは多分他者の身体を乗っ取るような結末は望まないと思います。


……ということで、うちのVはサインせずに地球へ戻りました。


この回のエンドロールではそこそこ元気そうなジュディちゃんからの連絡を見れたので嬉しかったです。元気でね。
あと、パナムさんはもちろんミッチやソウルからも連絡きてて良かったです。
ノーマッドの擬似家族感が好き。
……あ、そういえばハナコ様もメッセージくれてました。いやぁ、この人すげーな。
悪気ZEROで更にVを利用しようとしてくる。
無邪気な死神。

 

残りおよそ半年の寿命をうちのVはどう使うのかな……。
なんとなく、路地裏で弱った猫でも拾って、その子と一緒にナイトシティを出て行くんじゃないかなと思っています。だから多分もうハナコ様のためには働きません。
猫を看取った後、全ての連絡を絶って誰にも見つからないような荒野で独り寿命を待ちそう。もしくは自分で終わりを決めるかも(結局!?)。
うちのVはずっとジャッキーの事を引きずって、もう何も話す事が無くなってもずーっとジャッキーに繋がらない虚無電話を掛け続けていたので、ジャッキーとTバグが死んだ時点でもうわりと生きる意味を見失っているイメージでした。
プレイヤーが遊び方良くわかってなくてキロシの目以外のインプラントも全然入れなかったです。
唯一、すべて失っても食欲だけはあるRPをしていたので道端で見つけた食べ物を片っ端から食べていました。現実世界だったらすごい勢いで太ってそう。

 

はい。
これにて1周目Vの奇妙な冒険は終わりです。ここまでで45時間。
やっぱりゲームでくらい自分が許せんと思った相手は素直に葬っておかないとストレスが溜まるなと思いました。

 

ここまでお付き合いいただきありがとうございました🙏!
実はどうしてもやりたいことがあって2周目も始めた(既にクリアした)ので、次回からは主人公交代です。
1周目よりももっと自分用メモになりそうな予感です。
もうちょっと文章簡潔にしてスクショ控えめで良さそうかな。