FarCry5プレイ日記 最終回

ファークライ5プレイ日記8記事目(最終回)。
ラストのエンディング2種ネタバレとなりますのでご注意ください。

 

前回記事はこちら↓

nkszsims.hatenablog.com

 

 

※この先はストーリー等のネタバレとなります。

今回は前回の続き~エンディングまで。

 

まだ交尾中の牛のアレをアレしてこいというサブミッションや釣り関係のサブミッション、ニックの奥さんであるキムさんからのサブミッションなど終えていない事も多々あるものの、メインミッションがあらかた片付いたのでここでいよいよジョセフの元へ。

 

最後の戦いの相棒にはブーマーとグレースさんを選びました。
ブーマーとグレースさんは序盤の一番つらかった頃に一緒に冒険してくれた仲間ですので。
よっしゃ!一緒にがんばろうな!

 

……と思いましたが、

仲間は連れて行けないようです。
大事な戦いだしそりゃそうか。

 

気を取り直して一人でファーザーの屋敷がある島へ。

保安官仲間たちと初めて来た時は暗くて良くわかりませんでしたが、そういえばこんな景色の場所でしたね。
あの時こちらを睨んでいたカルトたちはどこにも居らず、静まり返っています。

屋敷から1人出てくるファーザーことジョセフ・シード。
きょうだいであるジェイコブ、ジョン、フェイスを倒した事に対して大変お怒りのご様子。
そして……

 

保安官仲間たちが連行されてきました。
祝福の霧を纏った、各地域のレジスタンスたちに。
ここでモブじゃなくてレジスタンスの主要キャラが祝福堕ちする展開が……!?
ジェローム牧師やウィーティくんやトレイシーちゃんだけでなく、今まで主人公の仲間としてずっと一緒に戦ってくれていたニック、グレースさん、ジェスも混ざっているの精神的にキツすぎ。

 

「今からでも黙って去るのなら見逃してやる」と囁かれました。
ここまでずっと頑張ってきたのに?
あんなに大勢死なせてしまったのに?

でも、保安官仲間たちはみんな人質に取られてしまっている上にレジスタンスメンバーたちは祝福で正気を失っています。
そもそもたった5人の保安官でエデンズ・ゲートに喧嘩を売るのが無謀だったのではないでしょうか。
ただでさえフェイスのせいでこちらの戦力(バーク保安官)が一人減ってしまっている状況ですし……いったん退却して態勢を立て直してから出直すというのもアリなのでは?

 

そう判断したわたしはまず、黙って立ち去る事を選びました。
正義感の強いハドソン保安官には罵られましたが、ここでみんな死んだら終わりです。
さらばホープカウンティ。

どうしてもエデンズ・ゲートを倒したいハドソン保安官、ジェイコブのせいで完全に心が折れているらしいプラット保安官、「4人じゃ無理だ。州兵に協力を仰ごう」と冷静かつ的確な判断を下すホワイトホース保安官。

 

気まずい雰囲気の車内で、ホワイトホース保安官がつけたカーラジオから曲が流れてきました。
オンリー・ユーが。

ジェイコブの元でこの曲を聴いた時と同じように主人公の視界は真っ赤に染まっていき……

 

…………後味悪~!!

 

びっくりした。
えっっ最後の最後にファークライ5でのみんなのトラウマ呼び起こして終わるの!?とポカンとしちゃった。
どこまでもついてくるオンリー・ユーの呪い。
おのれジェイコブ!
主人公、フェイスの地区のラジオでオンリー・ユー聴いても何ともなかったのに……。

 

無慈悲にもエンドロールが流れ、スタート画面に戻ってしまいました。
うっそでしょちょっとぉ……。

 

いや……でも絶対こんなん抵抗してもいい結末にならないでしょ……と後ろ向きな事を思いつつ抵抗する方を選んでみたところ、祝福を吸った保安官仲間たちが襲い掛かってきました。

しかし彼らを一度ボコボコにして蘇生すれば正気に戻ってくれるようで、保安官仲間たちを正気に戻した後は洗脳されていたレジスタンスメンバーたちも同じ要領で正気に戻す事に成功。
それぞれこの時用の専用台詞があるらしく、助け起こした時にメンバーそれぞれがコメントをくれるのが地味に嬉しかったです。

 

非常に熱い展開。
ここで正気に戻す必要がある人数が12人ってところがまた良かったですね……イエス様と12人の使者をイメージしているんでしょうか。
ホープカウンティのイエス・キリスト様になれるのはジョセフか、それとも保安官か。

 

死闘の末、ついにジョセフを地面にひれ伏させることに成功。

こうして本来の目的通りジョセフ・シードを逮捕しました。
これにて一件落着……

 

あれ?
なにあのキノコ雲?
いつの間にわたしFall○ut4起動してたっけ???

 

突然投下された核爆弾によって仲間たちは散り散りになり、同乗の保安官仲間たちは死亡?

そして残された主人公はダッチのバンカーでジョセフ・シードと2人きり♡

 

ってオイ!

…………後味悪~~~!!!

 

なんだよ「今や君が私の唯一の家族。私は君の父、君は私の子だ」って。
それは他作品でもう見たからいいよ!
弊保安官が男性でまだ良かったです。
こんな地獄みたいなアダムとイヴ絶対やだ。
ていうかあんたわたしの大好きなダッチを殺したわね。
いくらハンサムでもこの件は許せねえ。
許せねえよ。マジで。

 

呆然としつつコンティニューしたら核の落ちていない世界線ホープカウンティで歩き回れるようになっていましたが、シード一家は壊滅したことになっていました。
あの核落ち世界が正史だとしたら、この世界はまるでバンカーで保安官が祝福漬けにされてジョセフに見せられてる幻覚みたいで超怖い。

 

……ということで、ファークライ5のメインストーリーはこれにて完結となります。
まとめると、核戦争のために準備してたのにお前たちが邪魔したんだ~;;;という話だったようですね。
それにしたってやり方がおかしいんよ。
いや……でもまともな人なら「もうすぐ核戦争が始まるから備蓄しようよ!」と言ってくる相手のことなんてまともに取り合わないか。
そう考えると強硬手段に出たシード一家の行動も間違いでは無かったのか?
集まった人を全員救うくらいの備品を集めようとと思えばそりゃ街ごと制圧しないと間に合わないだろうし……と、ゲームを終えた後も色々考えてしまうお話でした。


ラストで見られるエンディングはどちらも非常に後味が悪くて、シナリオやエンディングに対するネガティブな反応が散見されていたのはこれが原因だったのか~と納得。
ただ、わたしにとっての初ファークライだったファークライ4も決してハッピーエンドとは言えない終わり方だったのである程度覚悟はしていました。
かなり“バッドエンド”にするための方向性がぶっ飛んでたというか、正直ちょっと雑だったな~とは思ったものの、正直こういう終わり方は嫌いじゃないです。
むしろ好き。癖が歪んでいるので……。

 

今回はこのエンディングを見るまででプレイ時間は56時間でした。
通常35時間前後くらいらしいのでやっぱりわたしの遊び方は無駄が多いのかちょっと長いですね。
それでもサブミッションはかなり放置しているし、メインミッションもストーリーが進んで勝手につぶれたものがあるので前作の4の半分くらいです。
乗り物の運転がヘタクソでほとんど徒歩移動していたので、多分プレイ時間はほぼ移動時間です……。
仲間に運転を任せても良いのですが、彼らAI運転だから時々レジスタンスや野生動物を轢いちゃって気まずいんですよね。

 

シード一家のこともプレイ日記の中では色々と言いましたが、4人とも嫌いじゃない……どころかむしろ好きです。
パガン・ミン様といい、二次元の上品な異常者は良いものだ。
こんな趣味あんまり無かったはずなのになぁ。
趣味嗜好が固定されて随分経つ良い歳オタクの性癖を歪めにくるファークライの罪は重い。

 

実は続編のファークライニュードーンと3も勢いに任せて買ってしまったので、記憶が新鮮なうちにまた遊びたいです。
あと、5のDLCも遊べるようになったので余力があればファークライ5の感想まとめ記事を書いた時にDLC周りも感想が書けるといいな~と思っています。

 

以上です。
ここまでお付き合いくださりありがとうございました🙏!